墨出しマニュアル

現場で使える墨出しマニュアル

墨出し屋におすすめCAD一選!墨出し屋に最適なCADはこれ!

墨出し屋さんのにおすすめCADはこれ!


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皆さんはどんなCADを使ってますか?

JWWAUTOCAD

主にこの2つを使っている方が多いと思います。

墨出しの手元だとCADの必要性は感じないかもしれません。

しかし、いずれ職長になったとき、使えると一歩先を行く職長になれるかもです。

でも、どのCADを覚えればいいのかわからいという方もいると思います。

そこで、私が一押しのCADの紹介をしたいと思います。

 

墨出し屋におすすめCAD 図脳rapid

【図脳 rapid PRO】(ずのう ラピッド プロ)

図脳RAPIDPRO21

このCADがおすすめです!

特に墨出し屋さんはこれを使ったほうがいいと断言できます。

photronという会社が販売しております。純国産なので、とにかくコマンドがわかりやすい!

ランクや派生商品もたくさんあるのですが、建築系の人は迷わずPROにしてください。

少し値段が高くなりますが、その価値はある!

税込で15万4000円です。

「お金だすのか~」

確かにJWは無料で使えます。多くゼネコンで使われています。

いまお金が厳しい人はJwでもいいと思います。とにかく始めることが大事ですから。

しかし、使い勝手が全然違うんです。操作覚えるまでのスピード、作業効率などが圧倒的に優れているんです。

この記事はアフィリエイトとか宣伝とかではないので、本音で言っています。

余裕があるのなら、購入することをお勧めしますね。

どこが優れているのか。3つほど理由を説明します。

 

何故おすすめなのか?その理由3個

1.互換性が優れている

墨出し屋さんにおすすめする一番の理由がこれ。互換性がrapidはとにかく優れています。

墨出し屋さんは、色々なゼネコン、建築会社を取引先に抱えています。

その全部が、JWを使ってはいないのです。オートCAD使っている会社もあります。

JWはともかく、オートは結構お値段ご高い。

両方揃えるのは、抵抗があります。

また、操作を覚える時間も倍かかります。

しかし、rapidはjw.オートに変換が簡単にできます。変な文字化けなどもあまりありません。

またPDFもCAD化できたりと、rapidひとつあればほぼ事足ります。

 

2.操作性がいい、直観的

純国産製のCADなので、日本語表示です。

しかも、コマンドの絵を見ればなんとなく使い方がわかるので、すぐ使い始める事ができます。線を描く、寸法を読み取るくらいなら、インストール後、すぐできます。

 

 

3.価格

オートに比べて格段に安い!

JWは無料なので、比較になりませんが、操作性などを考えたら安い方だと思います。

私は、独立の際、思い切って購入しました。

充分に元は取ってますね。

 

rapidのデメリット

デメリット

それでは、デメリットはないのか。

少しだけあります。

 

1,名前が恥ずかしい・・

「CADなに使っているの?」

と、聞かれたら

「rapid」

って言いづらいです。

「うさぎ?」

となります。

あまり知っている人が少ないのが、欠点ですね。

 

2,アップデートに費用がかかる

 

時々、アップデートされます。すでにrapidを持っている人は、安くアップデートできます。

しかし費用がかかるのも事実。アップデートはするもしないも自由ですが、(通常作業には支障なし)AUTO CADのバージョンアップに追いつくためには、アップデートしないとなりません。まあオートのように毎年アップデートするわけでもないので、不便を感じたらする程度の認識でOKです。

 

墨出し屋はどんな場面でCADを使うのか?

さて、墨出し屋さんがCADをよく使う場面を紹介していきます。

1,返り墨出し

斜めの返り墨を出す時に使います。

平行のコマンドを使って出します。斜めの基準線をクリックして返り墨の幅を入力すればOK。

あとは現場で再現しやすいように、寸法を入れておきます。

 

2,間仕切り墨出し

 

あらかじめ平面詳細図が手に入れば、現地で計算機を使わないように、寸法を入れていきます。余裕があれば、LGSの色を変えて見やすくします。これでスピードUPします。間違いも少なくなるでしょう。

 

3,地縄、杭芯、山留の座標を拾う

 

ここが一番活躍するところですね。

座標をCADで拾います。そのままトータルステーションに入れれば間違いは限りなくなくなります。ここらのスタート業務は間違いは厳禁なので、CADで事前準備するのが良いでしょう。

むしろ、できないと不安になります。

ですので、配置図、杭伏せ図等は事前に入手する癖をつけておきましょう。

 

4,実測図を描く

 

トータルステーションで座標実測をしたあと、図面化します。

これはCADがないとできない仕事です。

改修工事、外構工事、もしくは地縄前の測量などで活用します。

CAD&トータルステーションができないと依頼されない仕事です。これらができればそれだけで他社との差別化がはかれます。

 

5,その他

 

あと私が経験した仕事は、太陽光の杭、フェンスの位置だし、沿道掘削申請などがあります。

 

墨出し屋はCADを覚えた方がいい

結論から言うとこれからの時代、墨出し屋さんはCADが使えるのが当たり前になっていきます。逆に使えないと仕事が限定されてしまいます。

おぼえてしまいましょう。

どれを覚えるという問題がありましたが、私の推しはrapidです。

JWもAUTOも覚えるのに少し難ありと感じます。

その点rapidは直感的に使えて覚えやすい。これさえ覚えれば他を覚えなくてもいいので、

おすすめです。

無料で確か1ヶ月使えますので一度試してみてはどうですか?